ものごとをなすということは、成果をあげるということである。
どんな組織にいる人も、成果をあげることを期待される。
それにもかかわらず、ものごとをなすべき者のうち、大きな成果をあげている者は少ない。
知力は当然ある。
想像力もある。
知識もある。
しかし、知力や想像力や知識と、成果をあげることとの間には、ほとんど関係ない。
頭のよい人が、しばしば、あきれるほど成果をあげられない。
彼らは、知的な能力があればそのまま成果に結びつくわけではないことを知らない。
逆にあらゆる組織に、成果をあげる地道な人たちがいる。
しばしば創造性と混同される熱気と多忙の中で、ほかの者が駆け回っている間に、亀のように一歩一歩進み、先に目標に達する。
知力や想像力や知識は、あくまでも基礎的な資質である。
それらの資質を成果に結びつけるには、成果あげるための能力が必要である。知力や想像力や知識は、成果の限界を設定するだけである。
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